SLAM 使用例
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画像:SLAM技術による製品 Z+F FlexScan22
SLAMとは?
近年、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping:自己位置推定同時地図作成)技術を利用したリアルタイム空間把握手法の開発が行われています。
※SLAM 技術とは、センサが認識する範囲における周辺環境の地図の作成と自己 位置の推定を同時に行う計算手法
GNSS 測位を利用することなく移動経路の位置情報が得られる SLAM 技術は屋内や地下空間などのインドアマッピングが可能になるだけでなく、屋外の測量においても活用できるシステムです。
建築、エンジニアリング、建設、施設管理、プロセス産業、文化遺産の記録、科学捜査など時間的制約がある広範囲の点群取得に最適です。
SLAM 技術により取得した点群の例
https://www.pentaxsurveying.com/support/movies/5066/
SLAM 具体的な製品例
具体的な製品例として、TIアサヒ株式会社のモバイル SLAM レーザスキャナ Z+F FlexScan22をご紹介します。FlexScan22はアタッチメントにより、高精度のTLS(地上型3Dレーザスキャナ)であるZ+F IMAGER5016をワンタッチで取り付け、高品質・高精度の点群のデータの記録ができる移動計測システムです。地上型スキャナの利点とモバイルシステムの効率性を兼ね備えているこちらの製品は、SLAM技術の採用によりGPSが使えない場所や屋内でもモバイルマッピングが可能です。
Z+F FlexScan22は、バックパックとして使用することで、障害物のあるような場所でも歩きながら効率的に計測を行うことが可能です。
さらに、バックパック以外でも台車のような移動体へ設置した計測や、移動できる架台を付けたアップダウンエレベータ三脚にFlexScan 22を設置して静的な計測をすることも可能です。
モバイル SLAM レーザスキャナ Z+F FlexScan22 製品ページ (動画もございます)https://www.pentaxsurveying.com/support/movies/5066/